切り口を開けて中を覗くと、ところてんとかカンテンみたいな透明なジェルが満たされているのが見える。

匂いは無い。ジェルで無味無臭って言うのは結構キツイと思う。気持ち悪いし。

少し手に垂らして感触を確かめてみる。

ぶよぶよしてる。ねばねばしてる。


「うううううう」


意気阻喪。


こんな気持ち悪いの飲みたくない。

でももう開けちゃったし、貰ったもん捨てるわけにもいかないし…。

……………………………。

……………。

………。



「男らしく行け!」


ええい、ままよ!の意気で開けたパウチを口の前で逆さに持った。

しばらくすると口内にボトボトジェルが入ってきて、入った瞬間飲み込んでいく。

勢いに任せてパウチを絞り込んで最後の一滴まで飲み込むと、パウチはそこらにほっぽって、逃げるように毛布を頭まで被って眠りについた。

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