鼻息荒く興奮状態にあるクロエを、その後のダンがどう宥めつつまた真面目にスケジュールを組むのに戻るのか、想像してちょっと面白かった。

きっと苦労するだろうなあ。


電話を終えると、次のお客さんに到着が予定より早くなるが大丈夫か、と言う内容の電話をした後、元あったところになに食わぬ顔で花ちゃんの携帯電話を戻して、また地図を広げた。


「おう、お待たお待たー」


花ちゃんが運転席に座る。

車体が少し揺れる。


「次のお客さんにもう行くことは伝えたんで、真っ直ぐ行けますよ」

「よし、じゃあチャラっと行って、今日の業務はおしまいな!かっ飛ばすぞー!」

「はいはい、親方様の仰せのままにぃ」


こうして今日も俺のアルバイトとしての一日が暮れてゆく。

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