「驚くだろうな…どんな顔するかな?」

「真っ赤になって立ち尽くすってとこじゃないか?」


大学の構内を歩きながら、愉しげに話す博人と修哉。


来年度からオープンするレストランの契約の為大学を訪れた俺達は、無事にそれを終わらせ、美智子がいるはずの教室へと向かう途中。



「しかし、いきなりって社長も人が悪いなぁ…」


修哉が呆れたように俺へと視線を向ければ、



「突然行くから愉しいんだよ。だろう?」


博人が冷たく鳶色の瞳を細める。



2人の会話を聞き流しながら歩いていると、



「…」


すれ違う多くの学生たちに、美智子の姿が重なった。



――「大学を休みます」


美智子が俺にそう告げたのはGLANC・グランへ彼女の友人たちと行った翌週のこと。




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溺愛  激甘  社長  イケメン 

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