――…ちょっと買いすぎちゃったかな。


レジを済ませ、
買い物用のトートバッグに品物を詰め込むと買い物かごを片付けて自動ドアの方へと歩き出した。


気分転換もかねて毎日来る買い物は、藤堂さんと二人だけだし、そんなにたくさん買う必要もないわけで。

その日に食べるものを使う分だけ買っているつもりなのだけど、今日はかさばる野菜類や缶詰が入っているせいもあり、肩から下げたトートバッグがいつもより重い。


と、その時、



「――重そうだな」

「!」


良く通る声とともに、肩が一気に軽くなった。



「修哉さん!」


真横に立った人を見上げれば、そこにいるのは私のトートバッグを手にした修哉さんで。


スリムなデニムと、濃いブルーストライプのオーバーシャツに黒のテーラードジャケット。

スクエア・トップのペンダントが大きく開いたシャツの胸元でキラリと光る。




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溺愛  激甘  社長  イケメン 

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