「今回、どこに行く?」


「うーん、この前は関東方面行ったよね?」


「関東方面、18切符はキツかったよね。」


「そうやなぁ、通勤列車の中で駅弁食べるのめちゃ、勇気いったもん。」


いつもの如く、学校帰りによく行くカフェにて
次回の旅行について相談していた。


「今回、18切符の期間じゃないもんねぇ。交通費をどうやって浮かせるかだな。」


と言うのはしっかりもののゆうちゃん。


ゆうちゃんは高校生の時、横浜から転向してきたらしく、チャキチャキのハマっ子だった。


「それじゃぁ、近場になるねぇ。」


そう言いながらも今、ケーキセット食べたばかりなのに何やら追加を頼むべくメニューを凝視しながらあいちゃんが言う。


ちなみにあいちゃんのお父さんはお医者さん。


その地域ではそこそこ大きな病院を経営している。


「うちはやっぱ今回は温泉入りたいかなぁ。」


いつだって自分の意見をハッキリと言える京子。


「っで、あんたは?」


京子に意見を促され漸く私が答える。


「うん、そうやなぁ、温泉ええかも。」


「じゃ、近場の温泉って事でS温泉辺りは?まぁ、食事も割りとイケてるし何より温泉がイイじゃん。」


語尾に"じゃん"と付けて話す人を私が生で聞いたのは横浜生まれ横浜育ちのゆうちゃんが初めてだった。


最初はイチイチ「おぉ〜」と内心反応をしていたけれど、今ではゆうちゃんのじゃんにもすっかり慣れてしまったじゃん?











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毒っち企画    よりも  断然  プール派の  ミラ子です。  mira! 

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