《槙村 大和side》その事実にはすぐに気が付いた。アイツのことをずっと見ていたからアイツが俺を見ていないこともその視線が誰に向いているのかも知っていて。いつの間にか俺はアイツを冷めた目で見ることが多くなった。そんなことをしてもアイツの一番になれないと、知っていたけど。【05話:苛立ち】