【完】すき、好き、大スキ。
対等
「あははっ! さすが神楽弟だね!」
学校で、今回の事をユリアに話したら妙に納得されてしまった。
何故か大笑いで。
「笑ってる場合じゃないんですけどー」
ぷぅっと膨れるあたしに、ユリアは笑いを堪えるも、また噴出して。
「だって、そこで転ぶとかマジ有り得ないんだけどっ!」
って、笑ってるのはソコかよっ!
あたしだって、あれはなかったと思うよ。
思うけどさー、転んだものは仕方ないじゃん。
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