美人モデルは最強姫⁉︎

責任と恐れ

「お!愛奈」


真っ先に名前を呼んだのは俊だった。


「みなさんようこそ。楽しんでくださいね」


突然の愛奈の変わりように、私・愛奈・俊以外の口がポカーン。


俊に理由を聞こうと小突きあっているけど完全に無視。


俊は来たことあるから驚かないってことなのかな?


「坂田さん。お茶の用意をして、私の部屋へ持ってきてくれますか?」


近くにいたメイドに頼んだ。


「かしこまりました」


そう言って坂田さんという人はどこかへ行ってしまった。


「それじゃあ私の部屋に案内しますから、ついて来てくださいね」

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