私を思って

砂浜へつくと、かけるはカバンから大きめのスポーツタオルを出して砂浜に敷いた



最初は何をしてるのかと思ったけど、

「座れよ」


私の浴衣が汚れないように敷いてくれたんだ


「か、かけるが座りなよ!甚平汚れちゃうよ?」


密着してギリギリ座れるかどうかぐらいの大きさ


「じゃあ、一緒に座るか」


そういい、一緒に座った


かけるとの距離が近すぎて自分の心臓の音が聞こえちゃうんじゃないかとドキドキした


な、何か話さなきゃ


「きょ、今日も楽しかった!ありがとう。かける」



「俺も楽しかった」
















また無言










「お前の夢って何?」



思いがけない質問にびっくりした



夢…





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