彼の鯛焼きにはあんこが入っていない
しもんまさとあん





毎日毎日 僕らは鉄板の 上で焼かれて 嫌になっちゃうよ
ある朝 僕は 店のおじさんと けんかして 海に逃げこんだのさ
初めて泳いだ海の底 とっても気持ちのいいもんだ
お腹のあんこが重いけど 海は広いぜ心がはずむ 
桃いろさんごが手を振って 僕の泳ぎを眺めていたよ 




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