催涙雨。

再会。




それから私たちは

族潰しのため、日々特訓に励んだ。



日に日に増してゆく力。



夜中、薬などの悪いことをしている

奴らを狩りに行ったりもした。



次々と現れる悪い奴らに

私は吐き気さえした。



こんなにもこの街は汚れていたんだ。



って私もその一人なんだけど。



あの人の大好きな場所を

汚してしまった。



私に感情がなかったら…

狩りを中断することは

なかっただろうに…。




ごめんね。

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