催涙雨。

麗の過去~大切な人




それは咲夜くんとの

関係も示すお話。




私が家族のこととかで

初めて死にたい。って思った時

海に行ったの。



もちろん、死ぬ気で。





そしたら


「俺の好きな海を汚すなバカ。」


他人にそんなこと言われた。





でも私は気にしなかった。



その男の子はため息をついた。


「そんなにいらねぇなら俺にくれよ」




訳がわからず振り返る。



「俺にその命預けろ!((ニカッ」




夜に似合わないくらい

眩しい人が居た。




それが、彼との出会いでした。



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