溺愛モラトリアム 【SPシリーズ新城編】

あとがき

初めての方ははじめまして。
いつもの方はいつもありがとうございます。
真彩です。


いやー！やっと終わりましたよー！
なんと半年ほどかかってしまいました、この作品。
今までの最長記録じゃなかろうか。
どれだけモラトリアム長いんだって話ですよね。


今回は記憶をテーマにしていますが、『夢で少しずつ記憶を思い出す』というパターンには絶対しないぞ！と初めに決心していました。


なぜかというと、ファンタジーの『六花の翼』と構成丸かぶりになりそうだったから(ちーん)


せっかくの新城の能力を活かそうと今回のお話を考え、最初にそういった誓いを立ててしまったため、めちゃくちゃ難航しました。
夢の力を借りるって、ベタでやりやすいんですよね。
それができない。
どうやって事実を小出しにしていくか、かなり悩みました。


結果、これで良かったのかどうかは正直わかりません。

とにかく、個人的にはとても気にいっている紫苑ちゃんが最後ああいう形になって、母としてはホッとしております。