もし、生まれ変われるのなら……
3.アイツとコイツ
元気いっぱいのお茶目な少女と雪だるまを作り終え、悴んだ手を温めるのと腹が減ったのとで近くの飲食店へよることにした。

サ○ゼ○アってとこね((

店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」



勿論……



京「2です。」



お茶目な少女付。



京「…奢るから…」

冬香「え、いいんですか?」

京「だって学生だろ。」



変な言い訳をしたなーと自分で思った。

学生だから?大人だから?
ってかその前だよ前。
飯誘ったの誰だっけ?

……俺だよ←

何となく誘ってみた。
あ、別に変な意味じゃねーよ…

っつか誰に言い訳してんの?俺…



冬香「一ノ瀬さん、大丈夫ですかー?」

京「え?…あ、うん…」

冬香「良かった〜。いきなり様子がおかしくなるもんですから…病気にでもなったのかと思いましたよ〜。」



…半分あってんじゃね?←
間違っちゃいねーし((

っつかコイツ…素直なんだか……
ワザとって感じじゃないし…素直なのか…?


なんだかんだありつつもお互い食べたい物を頼み、食べていた。

幸せそうに食べる姿も懐かしく思えた。



冬香「そーいえば一ノ瀬さんっておいくつ何ですか?」

京「24だけど?」

冬香「8才差ですねー!…○○○……」

京「ん?」



8才差ですねの後が全然聞こえなかった。

ボソボソと…独り言か?



冬香「あ!そーいえば聞いてませんでした!」

京「え?」

冬香「一ノ瀬さん、さっきの"雪"って愛おしそうに言ってた理由ですよ!」

京「……好きだった奴の名前だよ。」

冬香「だったって…過去形ですか?」

京「…16年前、病死したんだ。変な言葉を残してな。」



俺は今日、どうかしてる。
初めて合った女子学生に飯誘って奢るとか、今まで誰にも言わなかった事を言ったりとか…。本当にどうかしてる。



冬香「あれ?一ノ瀬さん、24でしたよね?それで16って事は…8才の時って事ですか?」

京「あぁ」

冬香「と言うか…不思議です。16年前って言ったら私の生まれた年ですよ。」

京「ホントだよな。」



もしかしたらコイツは…

アイツの生まれ変わりなのかもしれない。
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