同・棲・同・盟!
朝一番からズーンと気持ちを落ち込ませながら、私はベッドから下りると、窓際に干していた下着をチェックした。

よし!乾いてる!

私はチラッとドアを見て、閉まっているのを確認した。
そして着ている服―――日田さんが貸してくれた、日田さんのTシャツとスウェットパンツ―――を脱ぐと、上下両方の下着を急いで身につけて、また日田さんの服を着た。

今更かもしれないけど、ちょっとは身だしなみを整えておきたい。
それに、ノーパン・ノーブラで朝から日田さんに会うのは、心もとないというか、恥ずかしいというか。

ノーメイクな顔は・・・勘弁してもらおう。

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