同・棲・同・盟!
「はい?」
「沙緒里ちゃんのこと、よろしく頼みます!」
「ちょっ、モモさ・・・」

モモさん、何言ってるの!?
そんなこと言われても、日田さんには迷惑なだけでしょーっ!
と思っていたのに。

日田さんは、「任せて」と言うと、細めの目をもっと細めてニッコリ笑った。

う・・・・わあぁ!!
その笑顔!
そのセリフ!!
黒縁メガネや、カジュアルな格好も含めて、日田さんの全てが、ものすごくカッコよくキマってるぅ!!!

大島沙緒里。またしても、日田さんの魅力に、ハートをズッキュンと撃ち抜かれちゃいました・・・!

「・・・ま?大島」
「うおっ?ふぁい、日田さんっ!」

その場にボーっと突っ立っている、ヌーボーな私に、日田さんは「行くぞ」と言うと、また車の方へと歩き出した。

あぁ。日田さんにとっては、ごくフツーなご自身のふるまい全てに、クラクラするほどの魅力を感じずにはいられない!
いつになったら慣れるんだろう・・・いや、それより!!

私、ホントに日田さんと・・・引き続き、日田さんのお宅にごやっかいになっても、いいんですか!?

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