72億分の1
休日デート


「お母さん〜今日はごちそうさまでした!お料理もお酒もおいしかったです!」

「渚沙ちゃん!こちらこそ 今日は本当にありがとうね!来てくれて嬉しかったわ〜。また来てもらえるかしら?」

「もちろんですよ!また来たいです!」

「嬉しいわぁ!渚沙ちゃんみたいな子が娘だったら良いのに!」


手を握ってそう言ってくださり なんだか照れる。


「じゃあ そろそろ俺たち行くわ。ごちそうさん。」

「ちゃんと渚沙ちゃん送って行くのよ〜!」

「分かってるよ。じゃ。渚沙ちゃん行くよ〜。」


と言ってお店を出た。この数時間で私達はかなり打ち解けていた。
私も急いで後を追った。


「お母さん。また来ます!おやすみなさい!」

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