- 「ねえ、彼に伝えて」
- 事故で美月が命を落としてしまったことからはじまった、ひと夏の物語。
それはとても儚くて、悲しくて。
だけど何にも代えられない、キラキラした、毎日だった。
──どうか、4人が幸せになれますように。
気付けばそう祈るように読み進めていました。
みんなの想いがまっすぐで。あたたかくて。とても、優しくて。
悲しみよりも心があたたかくなって、ラストに進むにつれて涙が止まりませんでした。
こんなにも心を震わせる物語を読めて、幸せ。
そう思わせてもらえる、素敵な作品でした。
ぜひ、ご一読ください! - 日生春歌
- 15/09/10 00:37