Believe*Future

過去Ⅱ




私が龍月の姫になって2ヵ月たったある日

私たちのクラスに転校生が来た。


堀江美雨乃っていう女の子が転校してきた。
とても、可愛らしい女の子だった。
私は最初はそう思うだけだった。





ある日、彼女は私たちに近づいて来た。
誰一人近づいて来なかったのに彼女は違った。



美「あの、結愛ちゃんだよね?」


「うん、そうだよ。」


美「良かったぁ、私、結愛ちゃんと友達になりたかったの!」



えっ?そんな事言われたことなかったから、私は驚いた。



美「可愛い子って聞いてたんだ!
友達になってくれる?」



「うん。イイよ♪」



私は嬉しかった。
女の子の友達はあの時以来いなかった。
だから、友達になってって言われると、断れなかった。





それが、後から後悔する事なんて私は気づきもしなかった。




< 55 / 277 >

この作品をシェア

pagetop