最強甘々計画

最終計画 ???



 毎年この日がやって来ると、不思議な気持ちに包まれる。たった一日しか変わらないのに、昨日と今日で、自分の年齢は一歳も変動してしまうのだから。


 十一月二十二日。今日は私の誕生日。


 本日より二十五歳となる。二十代もついに、後半に差し掛かった。


 今年の十一月二十二日は、日曜日だ。


 自分の誕生日が休日なのは、好都合だった。恋人がいる身としては――。


 私の今日一日のスケジュールは、昼に母と過ごし、夜は塩河さんと過ごすことになっている。


 塩河さんは今夜、私にどんな甘い一時を見せてくれるというのだろう――。


「世の中は分からないものね。あんなに甘いものが苦手だったままれと、こうしてケーキを食べに来ることになるなんて」


 母とは今日、いつか塩河さんと訪れた、高級ホテルのケーキバイキングの店で、母子水入らずの時間を過ごすことにした。


 高級ホテルに着き、エレベーターでケーキバイキングの店がある階を目指す途中、私と腕を組む母は、綻んだ顔をしていた。
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