愛してるって囁いて
モモ『貴方に夢中』

洸さんに手を引かれながら
洸さんのマンションに着く
私は、ソファに洸さんを座らせて
体温計をとり、熱をはかる
38度に、また上がっていて
着替えて、ベットに寝るように
言った。
ブツブツ言ってる、洸さんに
「寝ないなら、帰りますよ。」
と、脅すと、あきらめて横になってくれた。

うふふって、笑っていると
手を引かれて、洸さんの上におい被される形に
なりながら、抱き締められた。

「笑うなよ。沙代に帰られたら
たまらないからな。
キスもしたいけど、風邪うつるし
拷問だ。」
と、言う

私は、体をおこし
洸さんを上から、見下ろして
洸さんと目が合うと
にっこり、笑って
洸さんの唇に、自分の唇をあてた。

洸さんは、びっくりしていたが
「我慢してるのに、知らないからな。」
と、言って
私の唇を舌でなめながら、キスをする。
だんだん、キスも深くなり
舌が、洸さんの舌に絡めとられ
吸われて‥‥
「んぅ‥ん。」
「さよ、抱きたい、ダメか?」
「私も洸さんに触れて欲しいし、
触れたい。」
と、言うと

私の体は、いつのまにか
洸さんの下になり、上には洸さんと
天井が、見えている。

私は、洸さんの首に腕を回し
洸さんを引き寄せて
キスをねだる


洸さんは、ニヤリと笑いながら
私の唇に噛みつくような
キスをしたり‥‥‥
優しいキスをしたり‥
角度を変えて、何度もキスをする。
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