目なし女の消えない呪い
「美月、今度は希美が殺されたのよ」




「美月のせいよ、あなたが目なし女を呼び寄せたから」




「美月が目なし女に憎まれてるんだろ?

だったら、美月が犠牲になって、こんな呪いを終わりにしろよ!」




「いつかは、私たちにも呪いの手が伸びてくるかもしれない。

私たちも、瞳をえぐられて、殺されるかもしれないの!」




「美月、聞いてる?

何か言いなさいよ!」
< 87 / 279 >

この作品をシェア

pagetop