元ヤン少女が進学校へ。

恋…なんかじゃねぇーだろ。



【柊季side】


あれから家に着き、自分の部屋に入る。


__ガチャ……


「…はぁ…何やってんだよ、俺」


ドアによしかかりながら、思わず呟く。


「おーかえり」


その声の直後に
ポテチをバリバリと噛る音が聞こえてきた。


「……うわっ…何でおまえいんの!?」


そこには、幼なじみの
時田 遥也(Tokita Haruya)がいた。

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