お前、可愛すぎてムカつく。


「あーちょうどいーな、このプニプニした柔らかさ」


「それって…嫌み?足太くて悪かったねー」


「違うから。マジでこのくらいがいい。ダイエットとか下手なことすんなよ~」


蒼空は目をつむりながらそう言う。


そしてそのまま真面寝してしまった。


暖かい初夏の日差しが私たちを包み込んでいた。


それはとても幸せで、とても穏やかな時間だった。



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