私は、店を出て、三原さんと別れて一人で駅に向かっていた。



空に大きな月が出ていた。
あ~あ。



わかってたんだけどな。
そんなこと。


私も…他人から森谷さんの相手として思われてないこと。


そう見られてることは、薄々感じてたけど…今日、はっきり言われて、はっきり意識してしまった。


森谷さんの知り合いは、私が彼の相手として、相応しいとは思ってないんだな。


森谷さん、いつ私のこと、好きになったんだろう。


森谷さんと初めて会ったとき、確かに彼は、紹介された美月ではなく、私の方を見てたと思う…