《完》闇を抱えた天才少女

突然の









あれからあっという間に1ヶ月後が


たった。





今まで以上に仕事が増えて



充実していた。






今は日本アカデミー賞の



パーティに参加している。





このパーティには



誰もが知る有名女優さん、俳優さん



から



有名な監督さん




そしてお世話になったことのある




人たち





色んな人が集まっていた。





私が驚いたのは




大翔くんがいたこと。





たしかに2年前よりも人気になって




戦線布告したけど




全然、かないそうにない。



そして今は、



大翔くんがスピーチをしていた。




とても嬉しそうな顔をしている




大翔くん。






いきいきしてる。




これはきっと作り物の笑顔じゃないんだ



ってわかる。





なんでこんなに喜んでいるのかというと



『大翔くん、助演男優賞の大賞


おめでとうございます!!』




司会の人もハイテンションで大翔くんに


そんなことを言っていた。





でも、本当にすごいなー






それからも進んでいき




「続いては主演女優賞のみなさんに


舞台にあがってもらいます。




いちご で可憐な主人公を演じた〇〇さん


________



_____



____



冬の間
で壮絶な女子高生を演じた山本晴さん』







私は名前を呼ばれて席を立ち



周りに礼をして



舞台にあがった。










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