~Lion Kiss~

ドッペルゲンガー

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季節は徐々にうつろい、もう梅雨も終わりかけてる今日この頃。

私と來也はイイ感じだ。

來也は凄く素敵で、私は彼にぞっこんだ。

しかも來也が毎晩愛を囁くものだからイチャイチャが止まらず、私は正直寝不足だったりもする。

でもスゴくしあわせ。

見た目も中身も、來也は申し分ない。

遠慮して何も聞けなかった期間は過ぎ去り、私と來也はお互いをかなり知ることが出来た。

例えば來也の職業。

サラリーマンと言った彼に突っ込んだ質問をできなかったが、彼は詳しく話してくれた。

「大学を卒業して直ぐに総二郎と起業したんだ。定額制のレンタルショップ」
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