君とのキスの意味
“ 同僚 ”として
村瀬君を送った後、高野主任達がいたお店に行ったけど、水野君は帰った後だった。

あの機嫌の悪さは、体調の悪さもあってのものだったなら、もう少し声のかけ方を考えればよかった。


翌日、土曜日。午前中は休日出勤をした。

忙しいのも忙しいのだが。休みといっても特に予定もないし、仕事でもするか・・・
的な感じになりつつある。

よくないよな。仕事をする時はする、休む時は休む!メリハリをつけた方が、効率もいいはずだ。

お昼、いつものように、高野主任達と事務所でお弁当を食べ、仕事のケリがついた所で帰る事にした。

青い空に誘われて、車を走らせた。

そうだ、久々に本屋にでも行くか・・・と、車で一時間程走った本屋を目指した。

本の種類も豊富だし、雑貨なんかも置いてある。

立ち読み歓迎!の雰囲気もあって、時間を潰すのにはピッタリだ。

いつも読んでいる雑誌を立ち読みした後、お店の中をウロウロする。

そして、彼女を見つけた・・・

思わず、頬が緩んだ。

マンガの月刊誌を見ている。本人は気にしているのかどうか・・・口角は上がりっぱなしで、瞳がキラキラしている。

たぶんマンガの世界に、どっぷりと浸っているのだろう。

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