こじらせ女子の恋愛事情

ネタにしてやる!

「えっ、明日!?」

松坂くんの車でハワイアンカフェのところまで送ってもらうと、書き下ろしの話を考えるために店内へと足を踏み入れた。

いつもの指定席に腰を下ろして注文を済ませると、カバンの中からスマートフォンを取り出した。

メールがきていたので確認をすると、関口女史からだった。

届いた時間は11時を過ぎていた。

うっわー、全く気がつかなかったよ…。

サイレントモードにしていたとは言え、スマートフォンをチェックする余裕がなかった。

今の時間は午後2時を過ぎたところだった。

たぶん、次の打ち合わせのメールだな。

そう思いながら、私は指で画面をタップした。

関口女史からきたメールの内容は、やはり打ち合わせの話だった。
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