君を想う【実話】
§第7章..涙§
次の日、学校へ行くとみんなの視線が痛い


ファンデくらいじゃこんだけあるキスマークごまかせないか..


でもみんな瑠奈のこんなのには慣れているのか、誰もつっこまない



..はずだった



「瑠奈どうしたの!?」


教室に入ると、綾が駆け寄ってきた


「痛そう..怪我?どうしたの?」


心配そうな顔で真剣に問いかける綾


そんな純粋な綾に瑠奈は少し苦笑い


「キスマークだよ、キスマーク」


黙っている瑠奈の横から竜の声


「!!」


その言葉に綾の顔が赤くなる


「綾ちゃんはまだ知らなくていいんでちゅよ〜」


瑠奈が茶化すように綾の頭を撫でると、綾はほっぺをふくらます


そんな純粋な綾が羨ましいと思った
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