ハピネス
ハピネス2日目
「―――…祢」


「んっ……?」


「天祢、いい加減起きなさい」


誰かにユサユサと体を揺すられて、重たい瞼を開く。


「…………へっ?」


パチッと目を開けると、キレイな水色の瞳と視線が交わった。


「おはよう」


「ワァ………!?」


なっ……ななななな!?


――――ドスン


「い…いったぁ~~~~……」


ビックリしてパニックに陥った私の体は、ベッドから落ちてしまう。


痛むお尻を擦っていたら、呆れを含んだ声が耳に飛び込んできた。


「朝から何やってんのよ、天祢」


「い、いやいやいやっ!」
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