ヲタ×ヲタ〜二次元姫とスライム王子〜

彼女との出会い〜千尋side〜

「小田千尋です。よろしくお願いします」

僕が部員の方たちに挨拶すると、みんな温かく歓迎してくれた。

今まで友達のいなかった僕は、それがとても嬉しかった。

そんな時、ふと視線を落とすと、右側の一番手前の席に座っていた彼女を見て、ビビッと刺激を受けた。

彼女の第一印象は……

か、かわいいっ!!

サラサラの黒髪ボブに、雪のように白い肌。

何より、スライムのように滑らかそうで綺麗な長い指が素敵だった。

僕がつい、スライムの魅力を熱く語りすぎてしまったときも、彼女は熱心に僕の話を聞いていてくれた。

他の部員さんの自己紹介タイムになったとき……

「高野藍です。同い年だから、よろしくお願いします」

少し照れくさそうに話す姿が小動物のように見えて、とても可愛かった。
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