優先順位


「壁ドン...」

思わず声が出てしまった。

「黙れよ。」

今まで聞いたことのない低い声で
言い放つと。

ちゅっ

「んっ!!!?」

何度も角度を変えてキスをする慎也。

「ちょっと!待ってよ!」

慎也の胸を力一杯抑える。

付き合って、初めてのキスなのに。
こんな、こんな強引に...

「ねえ、慎也の私に対する気持ちは...
愛ですか?それとも友達として?」




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