溺愛レンズ



だからと言って、佐伯の今の気持ちが分かるほど私は恋愛の上級者なんかじゃなくて…





とりあえずこれからは佐伯の前でこの話をするのは辞めようと思う。





「レイの友達呼んでるよ」




下を見ているショウマに合わせるようにしてコートを見下ろすと、アキラちゃんがこっちを見ながら手を振っていて




「アキラちゃん!かっこよかったよー!」




そんなアキラちゃんに向かって叫ぶと、どちらかというとクールなアキラちゃんだけど嬉しそうに笑顔を見せてくれた。




そんな何気ない私の毎日。




ゆったりとした時間と、写真を撮っている瞬間が好き。




何故だかこの時ふとそう思った。




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