ツケマお化けに恋して
もぅ…過去のこと…
稔の事を聞いて飲まずに要られなくて帰りに駅前の居酒屋で一人で飲んで居た。

カウンターで一人で飲んでいたらいつの間にか酔い潰れて寝ていたようだ。


「お客さん大丈夫ですか?タクシー呼びますか?」とお店の店長に起こされた。


「らいじょうぶぅれす…」少し飲み過ぎたかな?…


店を出て歩いていると後ろから声が掛かった。


「おねぇーさん、一緒に遊ばない?」


振り返ると20代前半の男二人組だった。


「遊ばらいよー ヒック」


「なんだおばさんかよ?」


「たれが ヒック おばさんらぁ!? ヒック ガキんちょらぁ…」


「おばさんだからおばさんって言ったんだよ!」


「うるらい! ヒック ガキは早く帰って ヒック オシッコしてれろ! ヒック」


「うるせーバァバァー、チェッ!行こうぜ」と去っていく。


「コラー!バァバァー ヒック とはらぁんだバァバァーとは ヒック 待て逃げるな!」


追いかけようとしたら誰かに首根っこを掴まれ追いかける事が出来なかった。


「こら酔っぱらい!何やってるの!?おばさんの酔っぱらいなんてヤーねぇ〜」


振り向くと辰次郎さんだった。


「辰次郎なんれぇ ヒック 居るれすか?」


「ミチルよ!タバコが切れたから買いに来たのよ!送って行ってあげるから帰るわよ」


「1人で帰れますぅ ヒック」


「何言ってるの?あんた千鳥足じゃない…ほら、しっかりしなさいよ!もうー…おぶった方が早いわね…」


「らいじょうぶぅ、らいじょうぶぅ」


「何処が大丈夫なのよ?…ほら!」


一人で帰ろうとしたが足がもつれて転びそうになったところを辰次郎さんは支えてくれて私をおぶってくれた。

周りには沢山の人が居たようでクスクスと笑い声が聞こえた。

辰次郎さんは暫く歩くと「で、何があったの?」と聞いてくれた。

おぶられて居ると良い具合に揺れて気持ちいい…

辰次郎さんの背中大きいなー…

お父さんの背中ってこんな感じなのかな?…

なんだか辰次郎さんの背中安心する…


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