──チュン、チュンチュン。


小鳥のきれいなさえずりとカーテンの裾からもれる太陽の光で、私はパッと目を覚ました。


「ん……」


寝転んだまま両手をグーっと上に伸ばして伸びをすると、重たかった体がどんどんと軽くなっていくような気がする。


それにしても、昨日はよく眠れたな。


今までたくさん悩んできたことが嘘のようにスッキリとして、心も体もものすごく楽になったようなそんな感じ。


昨日のことを思い出すと、ほら、また心がスーっと軽くなる。


自分の言いたいことがはっきり言えるってやっぱり大事なんだなって思った。


そしてそれと同時にりんとお母さんの笑顔を思い出して、勝手に笑みがこぼれた。