いいじゃん、俺の彼女になれば。
その子、誰?





琉玖と付き合い始めてから1ヵ月半。



琉玖が、“カラオケに行ってもいい?”って聞いてきてから1ヵ月。



カレンダーはもう、11月の半ばになっていた。



その間、琉玖とは、相変わらず。



別れようとも言われないけど、遊ぶこともない日々を送っていた。



でも、放課後。



毎日、女の子を教室に連れてきては、“○○に行ってもいい?”って聞かれるから……。



その言葉で、あっ……。あたし、まだ彼女なのかな?



とか、思ったりしてた。
< 222 / 290 >

この作品をシェア

pagetop