雪女の恋

氷の涙

*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚*・゜゚・*:.。..

「・・・うっぅぅ・・・ひっく...」
私の頬を流れる涙はコロコロと氷の塊となりこぼれていく。

閉じ込められた山の中。
孤独な毎日。辺りは雪景色、花も草もすべて雪の中。

そんな中で私は毎日泣きながら過ごしていた。

私は10年前、人間の子供に記憶を凍らせる、氷の呪いをかけた。
そして、力を暴走させて山を一年中、雪のふる山にした。

その事が、罪になりこの山に閉じ込められた。

10年たった今も一人この山でひっそりとくらしている。

そう、私は雪女。
一人ぼっちの雪女。
そして、人間に恋をした雪女。










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