「おはよう逢坂」

「はよ」



高校に着くと直ぐ声をかけてきてくれるのは、
やはり五十嵐。
女子ならすぐ落ちるであろう五十嵐スマイルを俺に向ける。
俺はにこやかに笑える気分じゃねぇんだけど。


「今日も授業中寝るつもり?内申下がっちゃうよ」

五十嵐は心配そうに俺の顔を覗きこむ
ごめん心配させて。


「まぁ逢坂はテストの点良いし、授業寝てても先生は見逃してくれるだろうね」


あはは、と軽く笑う。
五十嵐も俺もテストでは必ずTOP10に入る、成績上位者だ。

この高校のテストは他校のテストより明らかに難しいが、わりと俺は簡単に解けている。
しかしそのレベルでは国立大学には行けない。
てかハーバードとか絶対無理。

だから今まで以上に頑張らないといけないし、この高校のレベルで止まっていちゃダメなんだ。

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強気受け  家庭教師