もう一度、恋はじめました

笑った!笑った!

涼は、よく笑う

福来とは、女同士気が合う

晃喜は、なぜかママだと思い込んでる



あんなにお魚って、はしゃいでたのに
涼に夢中




「有ちゃん!!早く!!
イルカショー始まるよ!!」

「ありちゃんって…」

「ナツが有ちゃんって言ってたから…
ダメだった?」

「別に、大丈夫です!」

「敬語やめよ?同じ歳なんだから!」

「へ?えーーーーー!!!!」


水族館で、こんなに大声だしちゃダメ!!

目立ちたくなかったのに、自らやってしまった

「健介に聞いてなかったの?」



呼び捨て…


なんでかな、モヤッとすんだけど



イルカショー見てから、お弁当をとりに行き

外の公園に広げた


「わぁ!!すごーーい!!
パパのお弁当と全然ちがーう!!」


福来のテンションが上がった


「晃ちゃんは、食べやすいように
お弁当箱に詰めたからね!」


まさかの キャラ弁!!


しかも、晃喜が好きな奴


おしぼり、お茶、食後に遊ぶ為

バドミントン


大荷物な訳だ


「久しぶりの日曜日休みで、ちょっと
張り切っちゃった!!」


コレ、ちょっとじゃないよね?


「すっごく楽しみにしてたんだ!!」

「私も!!」 「晃ちゃんも!!」



「涼~はしゃぎすぎ~」

北村がケタケタ笑いながら、豚キャラのおにぎりを頬張る

「あはっ ナツ!共食いみたい!!」


本当、たまに言うね…


「もう!!そりゃ最近太ったけど!!」

「幸せ太りなんじゃない?
健介エサ与えすぎ!!」

「涼の飯が旨いから、食べ過ぎなんじゃね?
涼のせいだ!!スリムなナツを返せ!!」


賑やかなお昼を過ごした

あれだけあった弁当が綺麗さっぱり


田島と福来がバドミントン対決

晃喜は、涼に抱っこをせがみ

そのまま寝てしまった


「涼ちゃん 重いだろ?代わる」

「重くないよ!それに、暖かくて幸せ!」

とか言いつつ、しばらくしたら

ゴロン


がっつり寝てしまった

上着を2人に掛けてから


4人でバドミントン対決した


王者は、田島だった


「けんちゃんに負けたーー!!!」


本気で悔しがる福来

まだまだ子供だなって、笑った






晃喜は、いつの間にか目覚めて

涼とお魚ごっこをしていた

意味不明なんだけど



どっちが子供かわかんねぇな



いつぶりかな…




こんなに楽しいのは…




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