忍の末裔な私が引きこもりの王子の教育係になった件について
始まりの章
私、五月雨彩矢鳥〈さみだれ あやと〉は、忍の家系の末裔だ
忍らしく世間一般には知られていないが、その筋ではそうとう有名だろう
勿論ちゃんと能力だってある。が





私は女…それが唯一のこの家の失点…欠点である




第一子が当主になる…それがこの家のしきたりだ



私は、四人兄弟の一番上…つまり、私が第一子なわけだ



しかし、下は皆男なのに私は女



そして、剣道も柔術も、クナイや銃を使った戦闘…その全てにおいて私は勝っていた



身体能力が圧倒的だった



勿論周囲は冷ややかだった


弟たちは優しかったが…





そんな我が家に嬉しい朗報が




【国の末の王子がご乱心だ。王が与えし使用人を片端からナイフで刺していく。しかし、王子は次期当主筆頭候補である。よって、王子の教育係を募集する。】




そんなわけで私はこの国の末の王子の教育係として出ていくために追い出された



長男が家を継げるし、ねがったり叶ったり…だ





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