マジすか学園5
第5話 問題児
ウオノメ「おい、聞いたか?あの話…」

ドドブス「あぁ、聞いたぜ…」

クソガキ「あの話って、何だよ?」

ジセダイ「お前聞いてなかったのかよ!前に、私らを倒した、カツゼツとさくらがやり合ったらしいぜ!」

クソガキ「おい!?マジかよ?原因はなんだよ?」

ジセダイ「それがよ…部室へ勝手に入って、しかもソルトの椅子へ座ったらしいぜ!」

クソガキ「!?怖いもの知らずだな…」

ジセダイ「しかもよ…その椅子を蹴り倒したらしい…」

クソガキ「それで、どうなったんだよ?」

ジセダイ「もちろん、ソルトはブチキレたさ、おたべもな!だが、そこに登場したのが、さくらだったんだ!」

ドドブス「で、さくらは勝ったのか?」

ジセダイ「あぁ、だが、相当激しい戦いだったらしいぜ!最後には両方立てれないくらいにな!」

ウオノメ「そ、そんなに強かったのかよ!?」

ジセダイ「らしいぜ!しかもな、さくらに勝つまでマジ女に居るって、カツゼツが言ったらしくてな、そんで、世話役として、さくらがカツゼツの世話を任せられたらしいぜ!」

一同「マジかよ!?」

ドドブス「さくらも、可愛そうだな…」

チーム火鍋が、前の日の事を語(かた)っていた時、火鍋の居る教室にあの二人がやってきた…

カツゼツ「さくらぁ!喧嘩したいっちゃ!」

さくら「おはん、少しウゼらし、黙っちょれ!」

ウオノメ「おい、い、今のき、聞いたか?」

ジセダイ「あ、あぁ…」

クソガキ「今、あいつ、方言使ったよな?」

ドドブス「間違いねぇよ!しかし、意外だな…」

さくら「…私だって鹿児島出身なんだ…方言くらい使う」

カツゼツ「なぁ、さくらぁ?私、暇っちゃ!つまらんばい!」

さくら「ヤッセン!(ダメだ!)いいか、カツゼツ…このマジ女はな、そう簡単には、他校とは、いさけ(争い)はできないんだ。分かったか?」

クソガキ「また、方言しゃべった!」

さくらは、クソガキを睨んだ…

ウオノメ「おい!もういいよ!」

ジセダイ「さくらに、殺されてぇのか…」

クソガキ「わ、わりぃ」

カツゼツ「だったら、マジ女の生徒を潰そっかなぁ」

そう言った途端、さくらは、カツゼツに向かい、殴りかけ、顔面で寸止めした。

さくら「もし、マジ女の生徒に手を出したら、お前は、ここに居る資格はない。」

カツゼツ「はぁ、分かったよ…おとなしくしてるよ」

さくら「私は、少し用がある…お前は、ここにいろ。」

カツゼツ「はぁい!」

そう言うと、さくらは、教室を後にした。そして、カツゼツは、チーム火鍋の元へ近づいた。

カツゼツ「ねぇ!」

クソガキ「な、なんだよ!?」

カツゼツ「この、マジ女のライバル校って、何処か知ってるぅ?」

ウオノメ「ラ、ライバル校?」

ジセダイ「まぁ、ライバル校なんて、いっぱいいるからな。」

ドドブス「あぁ、一つに絞るのは無理だぜ。」

カツゼツ「フゥーん…じゃあ、一番強い他校ってどこ?」

ウオノメ「この辺じゃ、矢場久根か、激尾古だな。」

カツゼツ「近いのは?」

ウオノメ「両方近いが、しぃて言えば、激尾古かなぁ!」

カツゼツ「ありがと!」

ウオノメ「お、おぉ…」

この、謎の質問をした後、カツゼツは、一言も喋らず、放課後になった…

カツゼツ「じゃあ、またけんね…さくらぁ」

さくら「悪さするなよ。」

さくらと、カツゼツは、そのまま、別れた。

そして…

カツゼツ「よぉし!それじゃ行きますか!」

そう言い残し、カツゼツは、一つの学校へと向かった。

終わり。
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