マジすか学園5
第8話 カミソリ、ゾンビの決意!
アントニオとコビーが卒業した激尾古に、新たな勢力ができた。新ヘッドはトカゲ…そして、シロギクとクロバラ…トカゲが警戒しているタイガー…この四人を激尾古の、生徒は激尾古四天王と読んでいる…
前の世代にも負けないメンツが揃いつつある激尾古…

その次の朝、マジ女ではチーム火鍋は、朝から鍋を食べ、険悪(けんあく)なムードで話しをしていた。

ウオノメ「おい…それホントかよ?」

ジセダイ「あぁ、間違いねぇ…確かに、カツゼツだった…」

クソガキ「でもよ、おかしくねぇか?だってよ、アイツ…激尾古にはなんの恨みもねぇはずだぜ?」

ドドブス「確かに…」

ウオノメ「てか、なんで、お前が知ってんだ?」

ジセダイ「いや、偶然見ちまったんだよ…カツゼツが激尾古の奴らを半殺しにしてる所…」

ウオノメ「マジかよ!?」

ドドブス「で、どうすんだ?この事、さくらに言うのか?」

一同は静まり返った。

ウオノメ「イヤ、それは言わなきゃダメだろ?」

ジセダイ「だよなぁ、なんて言ったらいいか…」

???「お前ら、何話してんだよ?」

そこに、カミソリとゾンビが教室へ入っていった。

ウオノメ「お前ら!?何でいんだよ?」

クソガキ「何回言ったら分かんだよ!ここはな、テメェら二年が来るとこじゃねぇんだよ!」

カミソリ「うるせぇな!別に良いだろ?」

ドドブス「いや、良くねぇよ」

ゾンビ「ところで、何話してたんだよ?」

クソガキ「お前らには、関係ねぇよ!」

カミソリ「アッ!関係なくねぇだろ!私らだってマジ女の生徒なんだ…マジ女がピンチの時はやるしかねぇだろ?」

クソガキ「フン、二年坊が調子乗ってんじゃねぇよ!」

カミソリ「その、二年坊にやられた奴が何言ってんだよ?」

クソガキ「てめぇ!!」

ウオノメ「おい!内輪もめしてる場合じゃねぇだろ!実はな…」

ウオノメは、二人に話した。

カミソリ「あの野郎…好き勝手やりやがったて…」

ゾンビ「激尾古なんて、私らがやってやる!」

そう言い出し、二人は教室を出ようとした。

ウオノメ「おい!どこ行くんだよ?」

ゾンビ「決まってんだろ?激尾古の所さ!」

カミソリ「私らで、ケリをつける!」

ウオノメ「おめぇら、二人じゃ無理だ!ここは、さくらに言うのが得策だろ?」

カミソリ「ふざけんな!さくらさんはな、マジ女の事で頭がいっぱいなんだ…こんな事言えねぇよ…」

ゾンビ「あぁ、さくらさんには迷惑かけれねぇしな」

ウオノメ「お前ら…」

カミソリ「じゃあな!いくぜ、ゾンビ」

ゾンビ「おぅ!」

二人は、行ってしまった。

クソガキ「おい、行かせていいのかよ?」

ウオノメ「しょうがねぇだろ…言っても聞かねぇ連中だ…」

ジセダイ「でもよ…しょうじき無茶だ…今の激尾古の頭、トカゲの事だって分からないことだらけなんだぞ?」

ドドブス「どうするんだ?ウオノメ?」

ウオノメ「アァァァァもう!…しゃぁねぇ、ウチラも行くぞ!」

ジセダイ「あぁ!」

クソガキ「年下にあんな事言われたら、黙ってられねぇからな!」

ドドブス「だな!」

ウオノメ「良し!行くぜ!」

一同「おぉ!」

チーム火鍋が、教室を、出ようとした際…

ウオノメ「さ、さくら!?」

さくら「何をしてるんだ?」

ウオノメ「えっと…」

さくら「何かあったのか?」

偶然にも、さくらと会ってしまった…

ウオノメ「じ、実は…」

カミソリ&ゾンビコンビは、激尾古へと、向かった。その行き道…

カミソリ「なぁ、ゾンビよ?」

ゾンビ「なんだ?カミソリ…」

カミソリ「最近のさくらさん、カツゼツといつも居るよな?」

ゾンビ「あぁ、確かに…」

カミソリ「さくらさん、私らの事…」

ゾンビ「やめろよ!さくらさんも、訳あってカツゼツと居るんだろ…さくらさんだって、好きこのんでアイツと一緒に居るわけねぇよ!」

さくら「だよな!私らは出来ることをやるしかねぇよな!」

ゾンビ「あぁ!」

カミソリ&ゾンビは、話しながら歩いていた、そして、近くのゲーセンに、激尾古の生徒が入っていくのを見た。

ゾンビ「おい、カミソリ…アレって…」

カミソリ「間違いねぇ…激尾古だ!」

ふたりは、ゲーセンへと足を運んだ…

終わり。
< 8 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop