未来が見えない『Previously invisible』

あぁ、俺の琴音だ
何も、変わってない
弱いとこも、敏感なとこも
締め付けるとこも
本当に、昔のまま・・・

琴音は、はじめから
俺と結婚して月紫は俺の子だと
簡単に思えてしまう。

不思議だ!
「琴音、大丈夫か?
体、辛くないか?」
「うふふっ、あんなに激しくして
今、それを聞くの?
大丈夫だよ。
樹、好きよ、大好き。」
と、言った。
「あはは、そうか。
俺も、好きだ、愛してる。
ずっと、そばにいてくれよ。
離れることは、許さない。」
「うん、
ITSUKIは、皆のだけど
樹は、私だけの。
離れない、離れられない。」
と、言った。

俺は、琴音が
この手の中に
この腕の中に
いることが振るえるほど
嬉かった。

琴音に、また、沢山のキスをして
琴音の胸先を弾いたり揉みあげると
すぐに、琴音から
甘い声がもれて
俺の理性は、呆気なくさり
琴音の身体の隅々まで
堪能した。

琴音は、意識を飛ばし
俺の腕の中で
ぐったりして眠った。

明日は、マスコミに
結婚していた事を知らせる。
海外にも同じだ。

それで、ダメになるなら
俺の力は、それまでだ。
日本も海外の会社も
俺に一任してくれた。

まぁ、何があっても
もう、琴音と月紫を
手放すことはない。
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