未来が見えない『Previously invisible』
⑨⋅⋅⋅過去との戦い
蓮さんの話を聞いてから、一年。
気を付けながら、毎日を過ごした。
だが、子供達を神経質にしたくなかったから
なるべく、自然に
振る舞った。

樹は、日本では、会社の幹部になり
表には、出なくなり
海外では、モデルとして
ダンディで、イケてるおじ様で
売れていた。

私は、ピアノは、家の中でしか
引かなくなり子供達に
聞かせる程度になった。

もう、高校に上がる
月紫とほのか。
親や兄弟と、一緒にいることも
少なくなる、そう考えて
三家族で、○○ランドに行った。

蓮さん、凪ちゃん
小学生の莉緒ちゃん。

真さん、由依
高校生になる、ほのか
小学生の、双子の
来夢(らむ・男)、愛夢(あむ・女)。

樹と私
高校生にる月紫
小学生の大雅と弦

皆で、楽しんでワイワイしていた。
日頃から、子供達も合っているから
仲も良くて
ほのかと月紫も
よく、下の子逹の
面倒をみてくれていた。

蓮さんは、警視総監になり。
真さんもかなりの門下生を
抱えて忙しそうにしている。

樹も、日本と海外を行来する日々。

だが、今日は、
天気も良くて、穏やかだった。

弦が、
「おしっこ」
と、言うから、一緒に行った。

手を洗って、弦を待っていると
弦が、男性とぶつかり倒れた。

あっ、と思い、かけより
「すみません。」
と、男性に言って
「弦、大丈夫?
気を付けないとダメだよ。」
と、言うと
「ごめんなさい。」
と、ぶつかった人と私に言った。

すると
「琴音?」
と、言われて
琴音は、顔をあげると‥‥‥‥‥。
< 68 / 96 >

この作品をシェア

pagetop