その結婚、ちょっと待った!
助けてもらいました




旅行から一ヶ月が経った。


仕事が忙しくてそのまま時間だけが過ぎていった。


真尋から昨日、結婚式の招待状を手渡され、日にちを見て驚いた。


十二月十日の日曜に結婚式を挙げるみたいでその日は私の誕生日だった。


自分の誕生日に二人を祝福なんて神様は何で意地悪なんだろう。


だけどこうして招待状を貰うと大和に対する気持ちも消さなきゃいけないし、私も前に進まなきゃいけないと思った。


もしあの時に私が大和からのプロポーズを受けてたら私の誕生日に結婚式を揚げたのかな?


そう思うとまたチクリと胸が痛んだ。


私がプロポーズを断ったんだし今更何を考えちゃってるんだろ。


結婚するのは大和と真尋なのにね。


私は仕事に集中しようとしたら、真尋に話しかけられた。


「桃華、お願いがあるんだけどいいかな?
披露宴での友人からの挨拶を桃華に頼みたいんだけど引き受けてくれないかな?」


「わ、私!?」


「うん!桃華にやって欲しいの。
お願いがいします!」


真尋に頭を下げられて断る事が出来なくて、私は引き受ける事にした。


何て挨拶したらいいの?


真尋は大樹との付き合いが長かったし大和との事を話すとなれば難しいし、入社した時の事とかを喋ればいい?


どう考えても大樹と真尋が強すぎて浮かばない。


帰ったらネットで友人の挨拶で検索してみよう。




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