※ 「絡む指 強引な誘い 背には壁 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」、「クリスマスの夢」の続編です。「孤高の貴公子・最高責任者の裏切り」とも繋がっています。

 美貌、権力、富を兼ね揃えた恋人 巽(たつみ)に恋焦がれ、会社も辞め、水商売にも落ち、避妊手術もした波乱の人生を送った、神がかりなほどに美しい 主人公 香月(こうづき)の生活は一変し、

 巽のために生きた5年に終止符は打たれる。

 運命は更に逆回転し、今度は巽が香月を追い求める。



 -前回までの粗筋-

 
 幼馴染である資産家の令嬢、樋口 阿紗子(ひぐち あさこ)が引き寄せた一成 夕貴(かずなり ゆうき)ホストクラブオーナー、榊 久司(さかき ひさし)医者、主人公 香月 愛(こうづき あい)。その4人は10年を共に歩んできた。

 ところが、阿紗子が恋焦がれた香港マフィアのボス、リュウが愛を気に入ったことによって阿紗子が自殺をしてしまう。

 それとは逆にリュウの誕生日パーティで出会った実業家、巽(たつみ)にのめり込んでいく香月。恋人同士になったものの、巽は仕事が忙しいと時間を割いてもらえず、会えない日々は続き、我慢の不満ばかりが溜まったところに、結婚はしない、仮にしても子供は作らないと宣言される。

 途方に暮れる中、会社の同僚、佐伯 春奈(さえき はるな)が財閥の息子である四対(よつい)の友人と知り合い、結婚しているのにも関わらず豪遊して2千万の借金を作ってしまう。

 その夜ついに「私はいづれ結婚がしたい」と巽と別れた香月は、佐伯の2千万を肩代わりすることを決意して、会社を辞める。

 借金を返すために金融会社の水野(みずの)の家で身体を使わせることを条件に間借りし、高級クラブに勤め始めた香月は、枕営業につき合わされることも多く、避妊手術をする。

 結局借金は財閥の息子が支払い、元の会社に戻れた香月だが、仕事がうまく進まない。そんな中、心変わりした巽からプロポーズを受ける。

 30歳が近付き、結婚したいはずなのに踏ん切りがつかなくなっていた香月は、四対と交友関係を深めることによって巽を傷つけてしまう。
 
 そして更に2人の距離は開いてゆき、今度は巽が香月を追いかけはじめる……。

あらすじ

 誰もが振り返る美人の主人公、香月 愛。その視線をものともせず、男性を振り回していることに気づく事なく、自らの意思でただ真っ直ぐに生きていく。

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