後ろから君を呼ぶ

綾瀬結城side




4月9日の朝



俺はある女とぶつかった



日本人にしては茶色い髪と白い肌。
目は大きくて鼻も高め
薄くてピンク色の唇



見た目は誰もがかわいいというような女だった



だが性格はクソ




俺を見た瞬間そいつの口から「すきです」という言葉が出てきた



俺は顔が良い。



好きでもないのに顔が良いからとよってくる女はうじゃうじゃいる。



そいつも同じだった。



「キモい。」



俺はそういうやつに優しくするほど心が広くない。



「.…え?」



聞き返してくる女にハッキリと言う






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