史人‥‥side

今日は、茜の専門学校入学祝いと
愛浬亜の快気祝いをするから
家に来るように
親父から言われた。

愛浬亜には、花束を買って行った。
茜には、何も持っていかなかったら
洋服を催促された。

まぁ、可愛い妹に、
たまには、いいかな
なんて。

愛浬亜は、少しずつ、俺とも
話してくれるようになった。
まぁ、綾がそばにいるからだろうが。

愛浬亜は、常に楽しそうにして
びっくりするくらい
明るくなって、幸せそうにしていた
こんな姿を見せられたら
諦めるしかない。
と、思っていた。

食事が終わると
綾は、親父とお袋に
愛浬亜が、専門学校を卒業したら
結婚させて欲しいと
言った。

茜は、それは、それは喜んで
母さんは、泣いていた。
親父は、色んな条件を
綾に出していた。

全く、あんなに要求して
綾は、なんでも、はい、はい、
と、答えているが。

愛浬亜は、綾からプロポーズの話を
聞いてなかったのか
びっくりした顔をしている。
まったく、綾の奴。

俺は、幸せそうにしている
二人を見て、
なぜかイザベルを思いだしていた。
あの頃は、本当に
イザベルと結婚したいと
思っていた。

イザベルも、きっと
恋人をつくり、幸せに
なっているだろう。

そう、思っていた。