悲しみの舞華(まいはな)
本当の自分


未来に返事をしてから2日後、私はカツラの、黒髪と、眼鏡を止めようと思う。



未来は、一度私が眼鏡をとったのを、遠くから見たらしいけど。



『光華』で、私のことを調べてみたけど年齢などしか出てこなくて、他のは何もでないらしい。


仲間だし、見せてもいいかな?



ピ–ンポ–ン



未来が来た!



パ–カ–を深くかぶって
見えないようにする。



「まだ見せてくれないの〜?」



「みんなの前でね!ほら行った行った」



「は〜い」



倉庫に着くと、幹部室に行った。



「じゃぁ、フード外すね」



私はフードを外した。



みんなが硬直していた。



あれ?私、ブスって自覚あったけど
そんなにきもい!?(T_T)



「ごめん、やっぱきもいよね」



「待って!大丈夫!クーちゃん
可愛いから!!」



未来の言葉にみんなが頷いていた。



「ありがとう、お世辞でも嬉しいよ」



「(もしかして、鈍感!?)」



みんながそう思っていた事は、もちろん私は知らない。


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